アレルギー対応の家
アレルギー対応の家
アレルギーを抱える家族の悩み
親が家族・子供のアレルギーに過剰に心配しすぎると、昔の方の言葉ではないが、よく、「親が甘い」とか「育て方が悪い」とかいわれがちになる。しかし、実際にアレルギー症状が重い家族の話を聞き、生活を見ていると、そんな簡単な話ではない。
例えば、アレルギーで全身が痒くなり、介護する家族も本人も、夜も十分に眠れなくなり、特に酷いときは、眼やオヘソが飛び出しそうになり、家族が手で出ないように抑えながら、病院に駆け込むようなこともあるようだ。
「アレルギー」といっても、各個人の容姿や性格が違うのと同じように、アレルギーにも個性があり、それぞれの反応を示す器の種類も違えば、大きさも違う。逆にこれは、だれかの特別なものではなく、だれにでも起こり得ることなのだと思う。
そのような意味でも、長く時間を過ごす住宅を中心にした建築の室内環境は大切なのである。
アレルギー疾患の転地療法の家
アレルギー疾患の子供の転地療養の為に自然豊かで海風薫る伊東市に居住する家族のための家。外部とは遮断されがちな、アレルギー過敏症の方の家を、いかに外と内を一体化させ、四季の変化、時の変化を楽しむように、明るく開放的につくるかに心を配った。
家の基本はワンルーム。
居間を中心に広がる空間にそれぞれの機能をもたせ家の動線、空気が循環し、家族それぞれが動き、楽しみ、元気をつくり出す家。
自然素材を使うのは勿論のこと、できるだけ昔ながらの単純で自然な工法を使い各職人の技術を引き出した。
家の基本はワンルーム。
居間を中心に広がる空間にそれぞれの機能をもたせ家の動線、空気が循環し、家族それぞれが動き、楽しみ、元気をつくり出す家。
自然素材を使うのは勿論のこと、できるだけ昔ながらの単純で自然な工法を使い各職人の技術を引き出した。
外観
‐ 外観 ‐
道行く人にも出来るだけやさしく、地域の人に対しても開かれた家。
構造工事は出来るだけ単純にし、自分でメンテナンスできるよう工夫。
道行く人にも出来るだけやさしく、地域の人に対しても開かれた家。
構造工事は出来るだけ単純にし、自分でメンテナンスできるよう工夫。
居間
- 居間 -
家の中心に有り、1階はワンルーム的に使う。
デッキ、食堂、サンルームにつながり広がっていく間取りと空間。
家の中心に有り、1階はワンルーム的に使う。
デッキ、食堂、サンルームにつながり広がっていく間取りと空間。
スタディーコーナー
‐ スタディーコーナー ‐
居間の一角を使い間仕切らないコーナー。
杉の床の端材を使った本棚とデスク。
居間の一角を使い間仕切らないコーナー。
杉の床の端材を使った本棚とデスク。