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新築工事の進め方

問い合わせ

東京時代の担当物件
建築・住宅の新築を考えている方で、アトリエ結の設計監理した建築に興味のある方で、一度、話を聞いてみたいと思っている方は遠慮なくお問い合わせください。
アトリエ結では特に木造建築が得意です。また木造住宅に関しては、東京での設計事務所勤務時代から20年以上の経験があります。
ただ同じ家族・同じ場所など、この世には存在しません。それぞれの家族の生き方が家に表れるような、そんな家づくりをしていきましょう。

お見合い期間

プレゼンテーションPLAN

問い合わせいただきた後、一度、建て主の方にアトリエに来ていただくか、私の方から建主の方の家に訪ねていくかを相談して、双方の考え方や好みを話し合います。その際、建主の方には、できる範囲内で構わないので「住まいのインフォメーション」を書いていただきます。
それを元にアトリエ結では提案プランを描かさせていただきます。その後も設計事務所として委託契約の検討したい場合は、話し合いをしながら、プランを書き直し、お互いに、「これで路線が決まった」と合意できた時点で設計監理契約をさせていただきます。 (お見合い期間の経費に関しては設計監理料をご覧ください)
設計事務所では、ソフト(考えること)で生計を立てているとともに、一つひとつのプランは自分達の分身でもあるのです。もちろん、多くの建築家も同様に、設計に真摯に向き合っていると思います。建主の方には、始めに多くの建築家に逢い、後悔しない家づくりをしてほしいと、願っています。

住まいのインフォメーション+設計プログラム

基本設計

地盤調査・標準貫入試験
契約前の打ち合わせに沿って、設計を進めていきますが、地盤調査を始め、様々な角度から、建物そのものを再度見直します。建築条件がひとつ変われば、すべてを見直すことが大切です。建築はすべてのバランスです。金額的な計算も、概算予算をその都度出し、後で余分な金額が掛からないような検討もしています。また、建築家にとっては、基本設計は「設計する」という意味での大事な作業です。建て主の要望を叶えることは当たり前のこと、その場所・その建築が生み出す本質的な要求を見出さなければいけません。そのために、模型、パースを始め、様々な方法で、建築をスタディーしていきます。

実施設計

軸組図
実施設計は具体的に詳細な図面を書き、構造計算をしていきます。建て主には、仕上げ・使い勝手の高さ、器具の種類などを細かく確認し、決定していきます。ただし、現場に入った時も、品番・色など、再度確認して、後悔しない家づくりを目指していきます。

見積調整+工事契約

工事の見積は、基本的に「相見積」を取るように心がけています。理由は、単に競合して金額を安くさせるということだけではなく、その建築に対する体制や姿勢をみる為にも大事な作業なのです。もちろん、やみくもに見積をお願いする訳ではなく、建て主・建築条件・その工務店に頼んだら、どんな建築になるかも想像しながら、真摯に望んでいきます。工事中にトラブルが少ないように、個々の見積内容も設計事務所としてチェックし、建て主+工事+設計がお互いに健全な立場を保てるよう、設計者として導いていきます。この間に、建築確認申請を提出し、建て主の時間的なロスが少なくなるように努めていきます。

工事監理

基礎配筋検査

工事監理は、週1〜2回以上は定例を設け、現場を監理すると共に、工事監理の大事な節目には、現場に立ち会い、厳しく指導していきます。特に基礎・躯体に関しては、一か所一か所チェックし、安心で安全な建物を工事と共に提供できるように進めていきます。上記のような理由から、アトリエ結では設計と工事は、協力関係にありながらも、ぞれぞれの立場で、同じ建築に厳しい目で見ることにより、より質の高い建築となると思っています。

現場での確認+家をつくりあげる

照明プレゼンテーション

建築は上棟すると、3次元的に空間が広がり、一般の方も具体的に建築をイメージできます。基本的には、設計図書を基本としますが、色の微妙な調整やテクスチャーなどは現場で再確認する必要があります。特に既製品ではない自然の材に関しては、設計者も施工者もその素材と対話することが大切です。ですので、設計図書に基づき、現物により近い見本を現場に持ち込み、再確認をして、建て主は後悔しない、施工者は後戻りの少ない工事となるように、設計者はマメにその建物に関わる皆さんに声を掛け、よりよい家づくりになるよう努めていきます。

工事完了+半年・一年メンテナンス

5年を経った木の家
新築時よりも美しい

建築・住宅は、新築して完成が終わりではなく、使い手、住み手には、住み始めた時からがその建物・家のスタートです。アトリエ結では、その建物・家の中に入ると「その人にとって、何故か元気が出てくるような、毎日の生活を鼓舞できるような建築」を設計したいと考えていますので、皆さんが住み始めてこそ、活かされる建築であると考えています。仕様している素材も木を中心とした自然素材が多いのは、使い込む度に味わいが出て、深みが増してくる家を目指していきたいからです。新築の時がMAXではなく、時間とともに成長し、美しさも増していくような建築にしたいと願っています。
 自然素材は吸放湿する機能があるため、室内環境はよりよくなりますが、木を始め、様々な素材が落ち着くまでには多少の時間が掛かります。慌てずに、しかし生活に対して無理のないように、建築のプロとして設計者も施工者も適切なアドバイスとメンテナンス工事をして、末永く、建て主の方々と付き合っていきたいと考えています。

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